明日は晴れるかな

車、ドライブ、旅行、写真などを呑気に文章に残します。

入院を振り返って


正月に救急外来で急遽入院した事を振り返ってみようと思います。

初めに...くだらないことが多くて申し訳ありません。

 

 

■看護師さんは注射針を刺すのが上手

 入院している間に8回ぐらい注射針を刺された。そこで感じたのが、入院病棟の看護師さんは注射針を刺すのが上手ということ。


 私の左腕は血管が探しにくいようで、健康診断などで左腕を出すと「右腕を見てみましょうか」とよく言われる。後日経過観察で同病院に行った採血室でも言われたし、(まだ肝炎の経過観察中なのだけれど)つい先日健康診断へ行った医院では左腕で失敗して右腕で刺し直した。


 それらに比べると入院していた大きな病院の看護師さんたちは、皆さん左腕はもちろん右腕手首などでも何処に血管があるか分かっているよう。血管がありそうな所をちょんちょん触って、

「ああここね」ってうい感じで迷わずブスッと行くのが凄くて不思議。

 

 ちなみに、私はチクッとは平気なのですが、刺すところを見るのは嫌なのでいつも横を向いてます...(笑)

 

■入院病棟は快適

 入院患者には快適空間が必要ですね。入院した病院は暖かいのはもちろん湿度も適切で、乾燥肌で痒くなる私でも特に問題なかったです。なので、入院着の甚兵衛で点滴を引っ張りながらブラブラしていても全然OKでした。


 4人部屋だったけれど皆さん静かだったので、私もイビキをかかないように口を閉じるテープを貼って寝ていました。結構大事だと思います。

■ベッドが快適

 ベッドがとても快適。出っ尻の私でもOK。上を向いていても、横を向いていても、とてもいい感じ。

 

パラマウントベッドというのが判ったのでググって見たら、病院用は医療行為や看護に最適なように特別に作られているようで、内容はご相談になっています。個人用は、快適そうな中クラス以上のものはマットレスだけで軽く10万円位します。欲しいなぁ...

 

 テレビでは電動のベッドを「いずれ介護用ベッド」みたいな言い方で宣伝していますね。父が動きが悪くなった時に電動ベッドを導入していたのだけれど、全然動かしていなかったようなので普通の人はいらないと思うし、必要になったらレンタルするのも良いかと思います。

 そもそも、いずれ介護ベッドとなるようなものを導入してしまったことは、気持ち的に良くなかったような気がします。

 

 ちなみに、ググった結果スマホの広告がパラマウントだらけになりました(汗)


■入院レタルセットは大量

 入院時にパジャマ・バスタオル・フェイスタオルをレンタル(最小セット)したら、甚兵衛3着、バスタオル3枚、ファイスタオル3枚が最初に届いて、使ったものを毎日入れ替えるという方式でした。

 

ケチなので「そんなに毎日入れ替える必要ない

から週2回でいい」って言ったら、「それはできません。どんどん使ってください」と言われました。シャワーなんか頻繁に入れないのに! 癪なので甚兵衛を毎日変えてました。


 ちなみに患者さんは皆レンタルしているようで、自前のパジャマの方は見かけません。

 

■LINEは便利

 病棟内でスマホを使うことは制限されていなかったので、妻との連絡はLINEでしてました。特に検査の進捗を毎日報告していたので、様子がわかって良かったようです。

 短期の入院だったのもあると思いますが、重病だったり長期だったりすると受け取る側も心の負担になるような気はします。
 
 

■病院食は...

 入院翌日の昼食が病院食の最初だったのですが、病気の影響で気持ち悪くて食べられないながらも、さすがに一日半経っていたのでお腹がすいたところだったので、美味しかった。けれど、慣れてくるに従って「味、薄っ」と思うようになりました。まあ、病院の管理栄養食ってそんなものでしょうね。


 私は食事制限されていて、各食事は通常の半分程で柔らかめの肝臓に負担がかからないような献立になっていたようです。入院患者それぞれ個別にメニューが提供されているようで、これまた凄いことでした。

 

ちなみに、一番美味しかったのはバナナそのままでした。

 

■一日のルーティーンの中心は食事になる

 一日中フラフラしたりWebやYouTubeを見たり本を読んだりしているので、時間の感覚が無くなるのですが、それを補正してくれるのが食事になると感じました。

 

 食事になりますよ~と放送があると「ああそんな時間なんだな」と思うのです。そしてマスクをしてきちんと名前を言って受け取る必要がありました。


 美味しければなおさらだろうと思います。待ちどうしくなるでしょうね。でも、たぶん皆さん薄味だろうから楽しみにはならないかな。

 

■テレビは要らない

 私はテレビを見ることはありませんでした。寝たきりではなかったし、入院も短かったというのもあると思います。面会室ではWi-Fiが繋げられるので、ネットをながめたりYouTubeを見たり、飽きたらベッドで本を読んだりして一日を過ごしていました。


 携帯電話の頃は、病院は無論、混み合った電車などでは電波が医療機器やペースメーカーに悪さをする可能性があるので電源を切っておけと言われていましたが、今は大丈夫なのですね...


 病室でWi-Fiが使えると良いのだけれど... 動ける人はベッドでゴロゴロしまくるのは良くないですね。

 

マイナンバーカードが役に立った?

 入院に必要な情報で「限度額適用認定証」というのがあって、入院治療に関する自己負担額が決められます。それは年収で決まっていて、以前は役所に申請して入手していたものらしく、妻も申請した経験があると言っていました。

 

 しかし、いざ入院窓口で手続きしようとしたら「限度額認定証はマイナンバーカードで確認できます」とのことで、すんなり手続完了。


 マイナンバーカードで簡単に所得が監視されていることあらためて感じました。嫌な感じ...


■病気は人を追い詰める

 面会室で入院患者さんが奥様と話しているのが聞こえました。

 旦那さんと思われる患者さんは車椅子で点滴をしていて、なんの病気かはもちろん病状も分かる訳はないけれど、奥さんの「しっかり治して退院しましょうね」って云う言葉に、旦那さんが「治るまで帰るなって?!分かってるよっ!帰らないよっ!」と... 奥様絶句されているようでした。


 病気で不安になると、思いもよらない言葉が飛び出してしまうのだろうと思いました。

 

でも一番の心の支えはやはり家族だとおもいます。

 

だいぶ長くなってしまいました。

寂しい...



またねっ! ← ・ω・