明日は晴れるかな

車、ドライブ、旅行、写真などを呑気に文章に残します。

白州&蓼科

三人と一匹で、白州・八ヶ岳・蓼科を旅してきた。

 

M340iは快調だし最高だけれど、同乗者が二人と一匹いるのでユッタリとクルージング。

 



 

中央高速は思いのほか順調で、かなり時間が早く八ヶ岳PAで大休止。

 

これから行く先にはワンコは入れないので、八ヶ岳南アルプスの間にあるJR富士見駅そばのペットハウスBibiにワンコを預ける。ワンコにとっては災難だが、預ける方も心配で落ち着がない。

 

とはいえ、お昼なのでサーチしておいたハーベストテラス八ヶ岳で食事とする。

 

こういったレストランは飛び込みで行っても、入れないことがあるので注意したほうが良い。ここも事前に確認したところ、予約が必要とのことで案外人気の店らしい。

 

全員プレートランチ 2,100円をオーダー

美味しかった??

 

いちごパフェがとても美味しそうに見えたので、全員追加オーダー。

アイスは美味しかった。いちごは美味しかった??

 

「??」付きなんだけれど、味覚がおかしいのかなぁ... (汗)

 

テラスからは南アルプスの山々の眺めがとても良かった。

 

 

 

周辺にもこぶし(だと思う...)や桜がたくさん咲いており、静かでいい場所だ。

 

今旅一番の目的である、サントリー 白州蒸溜所見学まで時間がある。

 

さてと地図を見て、甲州街道R20沿いにある道の駅信州蔦木宿(つたきじゅく)に行ってみた。

 

写真は撮り忘れた。中身はこじんまりとしたシブメの道の駅だが温泉がある。案外入って行く人がいるので人気なのかもしれない、

 

 

それよりも、周囲にある桜が満開でとても気持ちがいい場所だった。

 

お時間もよろしいようなので、白州へ。

白州ものづくりツアー3,000円に運良く当選し、旅をこれに合わせたのだ。

 

 

おねいさんが出てきて色々と解説をしてくれるツアーである。ウイスキー博物館の中はさら~と流して、てくてく移動。

 

ちなみに、博物館見学は無料だが予約が必要。とても人気なんだね。

 

 

仕込み釜。

麦芽を粉にして温水で糖化することで、発酵に必要な麦汁を抽出する、らしい... よく分からないけど...

 

 

次は発酵樽

大きな樽の中を覗くと泡立っているのが見える。どういう事かは難しいのでWebで...

 

次は蒸留釜

発酵してできたものを沸騰させて取り出し、アルコール度数を高めるとのことだ。蒸留釜の大きさや、形状によってお仕事の様子が違うらしい。詳しくはWebで...

 

ここまでの間に、すでにウイスキーの香り満載なのだが...

 

熟成樽。

ウイスキーをオーク材の樽に入れ熟成する保管庫へバス移動。

 

ここが凄くて、ウイスキーの中に頭を突っ込んだような匂いで(好きな人は「華やかな香り」らしい)、ウィスキーを飲まない輩にはキビシイ場所であった。たまらず、一人外へ... (¯―¯٥)

 

以前から「どうやって同じ味のウイスキーを作るのか」疑問だった。その答えは、「当然、樽ごとに味の異なるウイスキーができあがる。それらを、ブレンダーがブレンドすることによって味を統一させる」なのだそう。すげえなブレンダー、重責だ。

 

ウイスキー造りというのは、色々と機械で管理されてはいるものの、とどの詰まりは人の目と鼻と舌によるところが大きいということである。

 

シングルモルトウイスキー「シングル」とは、同じ蒸留所で作ったウイスキーブレンドしたものを指すとのことだった。プライドを示しているんだね。

 

そういえば ^^; 水も重要で、「南アルプスの山々をくぐり抜けてきた地下天然水は、ほどよいミネラルを含むキレの良い軟水で、この水で仕込まれた原酒は軽快で穏やかな味わいを持ち、重厚で華やかな山崎の原酒とはタイプが異なります。」ようだが、分かる?

 

一通り見学が終わると、最後にテイスティングなるものが待っている。

 

ドライバーは、ウイスキーを飲むのは無論、舐めてもダメと言われ、ネックストラップの色で管理される。 ウイスキーはべつにいいので、なっちゃんで満足であるw

 

テイスティングの最後は、白州を使って美味しいハイボールの作り方が伝授される。ここでドラバーに与えられるのは水。気分を味わえということで、なかなか親切だwww

 

お酒がほぼ駄目な妻が美味しいと言っていたので、白州は美味しいに違いない。

 

ちなみに、小さいテイスティンググラスとオーク材のボールペンをお土産にもらった。白州のコップのほうがほしいよ...

 

そしてツアー1番のハイライト!売店へ!w 

ツアー参加者は、”12年ものの白州を一人一本買う” ことができる。我が家は3人なので、3本... 

 

凄い散財だ!(怖いので値段は聞いていない) 写真を撮り忘れた(汗)

 

我が家では、一人が激しく興奮し「嬉しい!」を連発していた。どうやら、そう簡単には手に入らない代物らしい。ツアー申し込みの際にも、白州は買えないことがあるとの注意書きがあった(これはありがたみを上げる演出のようではある)。

そして...彼が3本とも持っていってしまった

やれやれ... まあ飲まないから良いけど... ちょっと惜しい気もする...

 

ーーー

 

さて翌日は土曜日。

ワンコを連れて楽しもうということで、奥蓼科方面へ。

 

10回ほども蓼科へ来ているが、奥蓼科へ来たのは初めてだ。

 

望遠レンズがほしい。

 

 

御射鹿池(みしゃかいけ)は、何かのコマーシャルに使われたり、更には東山魁夷氏の有名な作品『緑響く』のモチーフにもなった」ことで知られているのだそう。知らなかったけど...w

 

東山魁夷は、長野県の多くの地を取材し、それらをモチーフにして風景画を多く残したそうである。

 

しかし、『緑響く』のモチーフについて東山魁夷記念一般財団法人長野県立美術館のホームページには、一切そのようなことは書かれていない。

 

なので、『緑響く』のモチーフがこの御射鹿池です、というのは眉唾ものだと思う。

 

行った時期が中途半端ではあった。もっと濃い深緑の時期、あるいは紅葉の時期に静かな池に映り込む木々は綺麗かも?しれない。

 

それにしても、周囲を散歩することもできないので、ここを目的地としていくのはいかがなものかと思う。御射鹿池より良い場所が近くにある。

 

明治温泉ではない... その下に書いてある。

 

 

横谷峡遊歩道は、チョット一周して戻ってこようという道ではない。渓谷沿いにあるようなので、車で来た場合一度下り、登って引き返すことになる。

 

「遊歩道」と案内されてるが、湯みち街道とメルヘン街道を繋ぐ登山道ではないか?

 

象徴的な? 朽ち果てたラッセルカー

 

遊歩道から蓼科山

 

おしどり隠しの滝

 

大きく長さのある滝で、そこにいるだけで気持ちが良い。

 

 

渓谷の緑が濃くなって、そして水量のある時期がいいだろう。それに、写真の様に天気が良いとコントラストが強すぎてあまり良くないように思える。なので梅雨時が良いのかもしれない。(足元が悪いので注意が必要だ)

 

 

お昼ご飯まで時間があるので、蓼科湖畔にある道の駅ビーナスライン蓼科湖へ行ってみた。ここは昔子供向けの遊園地風なものがあった場所だが、子供は来なくなったのか全てなくなり、道の駅に生まれ変わったようだ。しかし、特筆するものは無かった。

 

小洒落たアウトドアショップがあるので覗いてみたら、シャツが3万円というビックリ値段なので引いた... そんなニーズは無かろう?と思うので早々に消えていく店舗だと確信する。まあ、トイレ休憩ぐらいに立ち寄るところだと思う。

 

つまらないので早々に引き上げ、お昼ご飯に向かったのだが、このブログを書いていて大失敗に気付いた。すぐ近くの聖光寺に桜が沢山あるのを思い出した。とても残念。

 

 

 

以前から気になっていて、いつも店休日に当たってしまって入れなかったメルヘン街道沿いにあるベーカリーレストラン エピ は、とても犬に優しい店だ。

 

大きなテラス席があり、犬用の水や食器が用意されているのが嬉しい。世の中が季節外れの暑さであったが日陰は寒いくらいですごしやすかった。冬は無理かも...

 

自家製ハーブソーセージ、和風あまから牛すじ、クアトロフォルマッジ、それぞれ計3枚のピッツアを発注。程々に大きなピッツアのオンパレードだが、どれも美味しく大食漢もいて完食した。

 

というわけで、お腹も満たされたので帰路へ。

メルヘン街道から八ヶ岳西麓広域農道をチョット快走し、諏訪南ICで中央道にのった。

 

山梨県を通り抜ける間に、3台もの覆面パトに遭遇。1台めはすっ飛ばして行ったバイクを捕獲していた(おそらく免停だろう)。2台目は嫌な車列だと思って抜かずに並んでいたら、車内には警察のお帽子をかぶった人がいた。3台目は車を捕獲していた。

 

土日祭日の山梨県は危険なので要注意だ。

 

初狩PAでソフトクリームを食べて小休止し無事帰宅。

 

走行距離:約500km  燃費:11.5㎞/㍑

高速道路が殆どだったのに、あまり燃費が良くなかった。どうしてだろう...

 

2日間天気に恵まれ、思いのほか桜が満開で、暖かな日に恵まれてとても良かった。白州も面白かったし、三人と一匹で楽しい旅ができた。

 

またねっ! ← (*>ω<)b