カーレースを見ようと思いますか?
ネットで車の話を検索したりしていると、表示されるニュースがあると思います。
それは、「女子高生プロレーサー野田樹潤 イタリアを中心にした Zinox F2000 Formula Trophy で年間チャンピオン獲得!」とか「野田樹潤 全日本スーパーフォーミュラ選手権参戦!」などです。
一番に思ったのは、「わぁ!日本の女性ドライバーが、ヨーロッパのフォーミュラカー?レースで優勝したっ!凄いっ!」でした。
そして次に思ったのが、「ああ...チョットかわいそうだなぁ」と...
さて、どんなに凄いの?と思うと、必然的に「 Zinox F2000 Formula Trophy」って何?となるわけです。
どうやら、国際F3規格のレースはFIA F3選手権だけで(FIA:国際自動車連盟)、「F2000」は「旧F3規格」なので「F3」と言えなくなった、というレースのようです。
ということは、F3ライクなローカル・ルールのレース?という感じなのでしょうか。
ここで普通に思うわけです。フォーミュラレースのヒエラルキーはF1を頂点にした、F2、F3という裾野だね。
そこでまた疑問が...じゃあ「全日本スーパーフォーミュラー選手権」って何?と...
TOYOTA GAZOO Racing のWebページに以下のようにあります。
『スーパーフォーミュラは、正式名称は「全日本スーパーフォーミュラ選手権」です。F1頂点とするフォーミュラカー・レースにおける、アジア圏で最高峰であるシリーズとなります。』
とのことですが、FIAは関わっていない?ようなので、FIA F2とは別物のようです。
また『欧州や南米などの若手選手もスーパーフォーミュラに注目しており、実際に実力ある選手が多く参戦しています。彼らと日本のトップ・ドライバーたちが競い合うことでレベルが上がり、さらに世界から注目されることとなります。』とありますが...
あ... スーパーフォーミュラのホームページがありました。
スーパーフォミュラを主催する「株式会社日本レースプロモーション」によるホームページです。近藤真彦がトップの会社なんですね。
選手紹介を見ると、2024年度は21人中20人が日本選手のようで、ちょっと見たところ30歳前後のドライバーが主体のようです。「世界から注目」???
レプリスポーツという会社?(すみません、よく分かりません)のWebページに、フォーミュラのヒエラルキーが描かれていました。
この図からは、SF(スーパーフォミュラ)優勝は日本一、F2優勝は世界一でF1への登竜門、に見えます。
ここまで調べながら書きましたが、全然まとまっているWebページが無いし、頑張るべき主催者である株式会社日本レースプロモーションのWebページも、通り一遍の内容しか無く(グッズなんてゼロ)...
これじゃ興味のある人でも一生懸命探して勉強することになります。軽い気持ちで、ちょっと見たいなと思う人にはよく判らないし面倒くさいからいいやと思うなと感じました。
地上波(せめてBS)で放送しない(できない?)のも、興味の対象になりにくいと思います。
カーレースなら、市販車と見た目が似ているツーリングカーレースのほうがまだ楽しめそうです。
(スーパーGTはFIAインターナショナルシリーズと銘打っています)
というわけで、車に興味を持たれない世の中で、フォーミュラに興味を持ってもらおうとする努力は足りず、更に市販車とは全く異なるフォーミュラレースに行き着いた野田樹潤の経歴はよく分からない情報がズラッと並べられて読みたくない状態。
なので、冒頭の「チョットかわいそう」となったのです。
「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に注目が来るように日本へ呼んだのでしょうか?とも思えますが、どうですかねぇ... 効果があるのでしょうか。
FIA F2へは行けなかったのでしょうか。残念ですね...
ちなみにスーパーGT見に行こうか、と3月頃に思ったのですが、
死ぬほど混みそうなGWまっ最中だし、富士スピードウェイの観戦券がよく分からいし(グランドスタンドは面白くないと思っています)、自由観戦エリアはウロウロしているとレースが終わっちゃうみたい。パドックパスは20,000円超える?!が判明したので、今後も行こうとは思わないかもしれません。
昔は、F1も、WRCも、ツールングカーレースも、ル・マン24H耐久レースも、全部放送されていたので楽しかった。テレビで見て面白かったから、カッコよかったから、サーキットへ行ってみたい、につながると思うのですが...
日本はサブスクリプション化に失敗したのでしょうね。
MIKIHOUSEって凄いですね。どこから資金を出しているのか...
そうそう、お金の話も面白いです。凄い後ろ向き...
また長くなりました...
ᐕ)ノシᵇᵞᵉ ᵇᵞᵉ