4時30分。支度を整えて、M340iのイグニッションキー...じゃなくて、イグニッションボタンを押す...ポチッとね。(オヤジにはなんか冴えない表現だ)。
M340iは前日に洗車しているので、ごきげんだ。今日も気持ちよく走れそうだ。
早朝の首都高は、狙い通りスイスイ走り抜けることができ、常磐自動車道は更に空いていて、数台の車と前後を入れ替えながら気持ちよく走ることができた。ノンストップで駆け抜けて土浦北ICでOUT。
先ずはFamilyMart土浦下坂田店で休憩とし、朝食を手に入れた。
ここからフルーツラインK199を始めに、3つの広域農道で茨城県を北上する計画だ。
フルーツラインは朝日トンネルを抜けると(トンネルに入らず山越えをするのが正確なルートのようだ)早々に県道が変わっていきK138 → K150 → K42 とつなぎ道祖神峠を越える。しかし駆け抜ける期待をもって望んだが、ずっとペースカーに阻まれ隊列を組んで走らざるをえなかった (ToT)
走った時間帯が悪かったのか... 7時前だったが...
笠間からは広域農道ビーフラインへ突入。(県道じゃないの?)
快走するも虚しく、すぐにペースカーが現れる。気分転換に車を止めて写真撮影。
ビーフラインは途中で阿波山徳蔵線K112に名前が変わったり、阿波山の町の中で右へ左への分かれ道を辿らなければならず、北茨城シロウトにはトレースするのが少々難儀な道だ。
那珂川を渡り、水郡線を横切るとR118に当たって終了。R118を北上すれば日本三名瀑の一つ奥久慈の袋田の滝に行き着くのだが、翌日にとっておくことにしている。
迷わずグリーンふるさとラインへ。K29に合流しすぐの常陸太田大子線K33を左折、グリーンふるさとラインを離れて北上する。
常陸太田大子線も先行車はおらず気持ちよく走れた。あっという間に竜神大吊橋に到着。観光客はほんのチョットしかいない、幸せだ。
竜神大吊橋(375m)はふるさと創生事業で約33億円の費用を投じて建造したということだ。つまりは町興しという所だろう。
完成当時は日本一の長さの人専用吊り橋で、現在でも「三島スカイウォーク(400m)」「九重“夢”大吊橋(390m)」についで3位の長さを誇っている。(三島スカイウォークへ行ってみたい)
早速渡ってみることにする。 料金は320円と良心的w
橋の上には自分ひとりだった。股の間がヒュッとする(汗) どうも高いところが怖くなってきた...
写真のグリーンが強いのは、C-PLフィルターを使っているためだ。ややアンバー寄りだと思うが、こういうものなのだろうか...
渡りきった先は、ハイキングコースだけなので、まさに人専用吊り橋なのがわかる。
バンジージャンプもある。行けるわけがないw
車は数台しかおらずガラガラなので、竜神の大看板の前で堂々と記念撮影(汗)
来た道の常陸太田大子線K33を南へ戻る。
途中の路地へ左折する。大丈夫か?と思ったが、いい雰囲気だった。そのままグリーンふるさとラインへ復帰。
R461にある花貫渓谷の吊り橋を見る予定だったが、見過ごしてスルーw
北茨城大子線K22にぶつかって左折。
小山ダムで休憩。ここにも3台程の車しか止まっていなかった。広々して気持ちの良い所だ。ダムのウンチクは...まあいい...
グリーンふるさとラインで大津の町へ到着し、ここが終着点だ。この広域農道は本当の快走ルートだ。
M340iは低回転から膨大なトルクがあるので、2,000rpm位からでもアクセルと軽く踏んだだけでも心地よい加速感を得られる。その上に、SPORTモードにセットすれば3,000~4,000rpm常用することになって、高揚感が上がる。さらにセレクタレバーをSにいれると4,000rpm近辺を使うことになり、ぐっと走りに集中することになる。いやぁ~素晴らしい。
グリーンふるさとラインはこういった走りを楽しませてくれる素晴らしい広域農道だった。是非また来たいと思った。
グリーンふるさとラインが終わり、そのまま海岸線へ出て五浦岬公園へ。展望慰霊塔から六角堂の眺めを写真に収めた。長秒露光に挑戦だ!と意気込んで撮影したものの、強風で揺れる木が鬱陶しい...(泣)
六角堂の写真しか撮っておらず、その存在理由も分かっていなかった。更に写真を撮るために登った展望慰霊塔の存在意味すら理解していなかったのが恥ずかしい。
写真を撮ることしか頭に入っていないのはいかがな物かと自分でも思う始末だ。
ここで基本的な一日の目的を果たし、ホテルに向かおうと思った... が、チェックインにはまだ早い。
こりゃ行くしか無いだろうと、見逃してしまった花貫渓谷の吊り橋を見るべく出発... 北茨木ICで常磐自動車道にのり、高萩ICでOUT。 R461で西に走って目的地へ。
花貫渓谷の観光案内では有料駐車場があるようだが(どこにあるのか?)、車も人も通らないので渓谷沿いのちょっとしたスペースに車を停めさせて頂いて撮影散歩。
周囲の緑がとても清々しい。近隣にあるキャンプ場はどうやら無料のようで、今の時期は虫も少なく渓流も綺麗で最高だと思う。
見滝吊り橋からは、眼下に勢いよく流れ落ちる汐見滝がある!というのが売り文句のようなのだが、これか?と思う写真を撮っておいたのが当たりで、アップにすると岩に引っかかったゴミが悲しかった。
緑も綺麗だったが、紅葉の時期は一段と綺麗そうだ。人混みが大変そうだが。
と云う訳で、来た道を引き返し今夜の宿である磯原シーサイドホテルへ。
全室オーシャンビューで、強風と波の音が最高だw
夕食は無いが(夕食付きだと高額...)朝食付きで10,000円以下なのでおすすめ。波の音が気にる人にはフロントで耳栓がもらえるw 海風なので車の止めドコロは気になるところだった。
部屋のベランダからの二ッ島。どうやら干潮時には2つ見えるらしいし、とうりゃんせの像とか野口雨情がどうのとかあるらしいが、当然よく分からない...
また長秒露光で楽しんだ(汗)
楽しい一日が終わった。
ルートはこんな感じ
距離:約300km
翌日には大きな不幸が待っているのだった...
つづく...
•́ω•̀)?