明日は晴れるかな

車、ドライブ、旅行、写真などを呑気に書き連ねます。

香取と鹿島

今回はM340iをグイグイ走らせるのではなく観光地に行ってきた。

 

香取神宮(千葉県)、鹿島神宮茨城県)と、銚子ポートタワー(千葉県)。

 

この2つの神宮に伊勢神宮を加えて日本三大神宮と言われている。明治以前には神宮の称号はこの3社だけだったそうだ。

 

なぜ、この2つの神宮がこんなに近くに建っているのか不思議... まあいいや

 

朝5時前に出発、首都高は順調に流れている。京葉道路から宮野木ジャンクションで東関東自動車道に入るとガラガラだ。光速で走る...

 

酒々井(しすい)PAで小休止。 コンビニないじゃん

 

佐原香取ICで下りるとすぐに香取神宮だ。

 

第3駐車場(無料)は総門まで100mの坂...

表参道を歩くなら、地図左にある第1駐車場たが、総門まで往復1km以上はキツイので行かなくて良かったw

 

ありったけの10円と1円を握っていざ...

 

表参道を振り返って見ている。まだ暗い境内は静まりかえっていて良い感じだ。

雨上がりなのだろうか...

 

全国香取神社の総本山だ。

 

この門を総門と呼ぶ... 総門とは屋敷の一番外側にある門だ。

我が家も玄関前にあるw 書いておこうか...w

 

楼門は”塗装彩色保存修営工事” だそうで改修中だった。出来上がったら見てみたい。

 

実にブイシーな拝殿。2013年に塗替えをしているのだが、10年経っても綺麗だ。

 

歴史的には、神武天皇時代(紀元前 約600年)の創建(良く分からないが、何かしら存在していたということだろう)で、2600年ほど前になる。造営した(建物を作った)のは徳川五代将軍綱吉で1700年頃だそうだ。

 

経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祭っている。

 

この神様の歴史的背景は... 以下、全く違うかもしれない...(汗)

 

その昔、日本(葦原中津国:あしはらなかつくに)は神々の覇権争いが激しかったので、高天原(天上の神々の国)を治めていた天照大神が八百万神(やおよろずのかみ:沢山の神様)に相談し、平定に向けてこれはという神を2回ほど派遣したが失敗。

 

この神でどうだと経津主神(ふつぬしのかみ)に指示したところ、武甕槌神(たけみかずちのかみ:鹿島神宮の御祭神)も手を上げ2人で出陣。大国主神(おおくにぬしのかみ:出雲大社)を脅して?日本を平定し、天照大神に返した。

 

といった、具合か? これじゃ、大国主神が悪者みたいだが...(大汗)

 

申し訳ないほどの小銭をお賽銭に、ドライブの無事を祈った。

 

拝殿から鏡が見える。こういった鏡に御霊(みたま)が宿っている(言葉が違うかも)と思っていた。

 

「神鏡(しんきょう)」といって、神様の依り代(よりしろ)や神様を象徴する神具とのことで、依り代とは心霊が寄りつくあるいは憑依する対象物とのことなので、まぁ合っているようだ。

 

じゃあ、本殿には何があるのか?

実は、この鏡のあるところは本殿? まあいいや...

 

とにかく、なかなか素敵な神社なので是非また行きたいと思う。

 

2つ目の目的地へ。利根川沿いのR356を車列に従って東に移動すること1時間程。

 

銚子ポートタワーに到着。 まだ開館していない...

 

高さ57m。

 

しかたがないので、海岸線をウロウロ。

 

海上保安庁の船を見つけて記念撮影。たしか「つくば」だったと思う。

 

銚子ポートタワーから見た利根川の河口。手前が銚子港、向こう側が波崎港(はさきこう)。

 

手前の風力タービンから奥が茨城県鹿島灘で、その先に小さく見えるウィンドファームは鹿島港洋上風力発電施設だ。

 

なんで ”鹿島灘” と言うのかは、まあいいか...

 

眺めが良いのだが、人工物が多いのでパッと写真を撮って撤収...

 

次の鹿島神宮に続くR124は笑っちゃうほど真っ直ぐな幹線道路だ。眠い。

1時間ほどで第三の目的地へ到着。

 

鹿島神宮の大鳥居の近所には沢山の有料駐車場がある。大鳥居横は良心的な300円、時間制限ナシだった。

 

鹿島神社の総本山だ。

 

立派な大鳥居だがこれは二の鳥居で、一の鳥居はもっと西に行った所に水上鳥居があるそうだ。行かなかった... すっごく暑いし。

 

 

楼門はまたもや改修工事中。

 

楼門をくぐると、右手にすぐ拝殿がある。武甕槌大神(たけみかずちのかみ)祭っている。この神社も創建は神武天皇時代で、香取神宮と同時期である。だが、造営したのは徳川家康が最初で1600年頃なので、香取神宮より100年ほど古いようだ。

 

ここは、鏡らしきものは見えなかった。調べてみると鹿島神宮の依り代(よりしろ)は大甕(おおみか)なる壺らしい。

 

小銭が無いので(カードしか持たないし)、無銭祈願してしまった(汗)

 

本殿の中に壺があるのだろうか。綺麗なのは近年改修されたようだ。

奥参道へ。スズメバチは神様の言う事など聞かないのだ... なぜだ?

 

 

奥参道。なかなかいい雰囲気なのだけれど、強烈な蒸し暑さだった。

 

奥宮(おくのみや) ”おくぐう”って読んでた... 諏訪大社下社 秋宮も”あきみや”だ...

武甕槌大神荒魂(たけみかずちのかみ あらみたま)を祭っている。荒魂(あらみたま)とは神様の荒々しい側面や怒りを表す霊力のことらしい。

 

じゃあ、本殿は何?と思うがよく分からなかった。

 

このゴーストは、神様が降臨したためです。 (⊙⊙)

 

徳川家康が本宮(これは”ほんぐう”と読むのだ)を建てたのだけれど、その後に二代将軍徳川秀忠が本宮を建てるので、家康の建てたものはここに移した。らしいのだけれど、じゃあ秀忠の建てた本宮は何処にあるのだ?

本宮と本殿は違うらしいが...

 

御手洗池(みたらしいけ)。昔、参拝する前に禊(みそぎ)をしたとされているが、動線を考えると場所が変じゃないか?

 

澄んだ湧き水の中に鯉が泳いでいるのがポイントらしい。

 

次へ行ってみる。

 

この道は...どうやら普通に境内を抜ける道のようで、学生さんがチャリで通っていた。

 

この奥に要石(かなめいし)なるものがある。

 

要石は「地震をおこす大鯰の頭を押さえている」とのこと。この石碑の鯰に乗っているのは武甕槌大神(たけみかずちのかみ)だろうと思う。

要石。ポツンと出ている石の下は実は大きな岩になっているそうだ。が...窪んでいるのは可怪しくないかい?

 

香取神宮にも要石がある(見てない)。この地域は昔から地震が多かった様子が伺われる。

 

1円を投げて、この凹みにのせると「1億円が当たる」というデマはどうだろう...w

と思ったら、やっぱり1円が投げ込まれている写真があった。

 

さて、帰る方向へ舵を切る。

 

R51から、R355で霞ヶ浦東側に沿って走った。

 

広いねぇ。 カスミガウラってちょっと汚いね

 

 

霞ヶ浦東側のヘリには、こういった光景が散見された。

これらはれんこんのようだが、時期が終わったのだろうか?なぜ枯れている?

 


R354で土浦に入って、桜土浦ICで常磐自動車道に入り帰路についた。

 

途中、例によってソフトクリームが食べたかったのだが... 暑くてPAに入る気にならなかった。

 

首都高は当然混んでいて、行く先の看板を見ながら分岐に気を付けないといけない。これが厄介だ。車線を間違えると、車線移動に肝を冷やすことになる...

 

スカイツリーがでっかいのを実感した。12年も経っているのに、まだ一度も行ったことがない。そのうち行ってみようと思う。

 

ルートはこんな感じ。

 

走行距離:約330km  燃費:約11.5㎞/㍑


燃費がいい。行き帰りの自動車道を一定速度で走ることができたことや、茨城県内に信号が少なかった事がよかったのだと思う。

 

日本三大神宮のうち2つの神宮を1日で参拝できた。伊勢神宮三重県)にも早々にお参りに行きたいと思う。また、日本三大神社である伊勢神宮出雲大社(いずもおおやしろ:島根県)、石上神宮(いそのかみじんぐう:奈良県)にも自分の車で行ってみたい。

 

大変なことである...

 

さて、次はどこを走ろうか。

 

ᐕ)ノシᵇᵞᵉ ᵇᵞᵉ

 

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