上信越ツーリング1日目の続きである...
愛妻の丘を出発してR406に当たったところで、つまごいパノラマライン北ルートは終了だ。R406(R144との重複間らしい)は長野市に抜ける主要道路と思われ、それなりにトラフィックがあって一息入れる区間。
鳥居峠を超えて長野県に入り、菅平高原線K182に行けば菅平の中心地を通るのだが、R406をそのまま走り菅平湖&菅平ダムをチラ見しながら北上した。
菅平といえばラグビーの聖地で、何処かに大きなラグビーボールのオブジェがあったと思うのだが記憶違いだろうか...
とりあえず道端の看板で菅平へ来たことの証拠写真を撮った。
ここから長野菅平線K34で長野市へ行く予定だったが、ナビに変な表示が出ている。調べてみると通行止めだった。このまま引き返して宿泊地の上田市に向かうことも考えたが、まだ時間が山ほどある。しかたがないのでそのままR406で北上し長野市へ出て、R403で南へ折り返すことにした。
ここでまた失敗...(汗) R403は千曲川沿いに走る道で長野IC付近に川中島古戦場跡というのがあったのに気づかなかった。甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信の戦いの地だ。歴史に詳しいわけでも好きなわけでもないが、やはり見て何かを感じておくべきだった。残念無念...
長野真田線K35で南下する。2車線路で車も少なく路面もきれいなので快調に走ることができ、難無く宿泊地である上田市に入った。
さて、ホテルに入るには時間が早い。GoogleMapを眺めてみると稲倉の棚田というのが目に止まったので、稲刈りのシーズンもとっくに過ぎてはいるが雰囲気は味わえるのではないかと行ってみることにした。
途中、上越自動車道のきれいな高架を見ることができたので記念写真。暇だからね...
「日本の棚田100選」とは言うものの、(失礼だが)どこもこの程度なのだろうか?稲穂が色付く頃はどれほどの景色になるのだろうか。
一番印象に残っているのは、10年前に猪苗代周辺で見た黄金色の稲穂が揺らめく田園だ。以降、これ以上の田園風景に出会っていない。
ちなみに我が家の近所には、日本の名水100選の湧き水があるが、住宅地の中で湧いてくる水など恐ろしいことこの上ない。「日本の~100選」は当てにならないので、日本のTOP10くらいを選ぶのが良いと思う。
ここは観光用の駐車場... 水平で撮影しています。
さて、まだ時間がある。どうしようかとまたGoogleMapを見てみると、上田駅の近くに大きなグリーンエリアが目に止まった。上田城跡ということなで早速行ってみることにした。
上田城跡公園駐車場(上田城の南側)で... 危なっ! 感が働いて良かった(汗)
これは西櫓(にしやぐら)。
上田城は、天正11年(1583年)に徳川家康の命によって築城された平城(ひらじろ)で、真田昌幸が城主におさまった(この言い方に特徴があるわけだ)とのこと。
ところがどっこい、領土争いで家康と揉めて昌幸は上杉方に付いた。その結果領地拡大を図る徳川からの攻撃となる第一次上田合戦、そして関ケ原の戦い直前には信濃平定を目的に中山道を進軍してきた徳川秀忠を押し返した第二次上田合戦と、2度に渡る攻撃を跳ね返しその名が天下に轟いたらしい。
しかし、関ヶ原の合戦で西軍に付いたために領土を召し上げられたようである。
本丸に登ってみると、なかなかに堀が深いのでチョット槍で突かれそうで攻めにくそうなのが分かる。
ナントナク見覚えがあるのだけれど。これはさぁ... 真田幸村の甲冑だよねぇ...
ずっと頑張ってきたのは真田昌幸のようだけど?... 昌幸の甲冑は上田市の資料館に保存されているらしい。並べたら?
ちなみにウィキによると真田幸村の実名は真田信繁というようだ。後々に幸村となった経緯は難しい...w 幸村が有名なのは、大阪夏の陣で豊臣方にて「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評価されるほどに活躍したからのようだ。
しかし、知将と呼ばれるのは上田城で頑張ったお父様である真田昌幸なので、ちょっと残念な気がする...
SNS映えポイントと看板があったのでちゃんと撮影しておいた...w
真田神社。上田合戦で「落ちなかった」城であることから受験生の祈願も多いそうだ。
幸村推しが強すぎないかい?
これも幸村...
書いていて思ったのだが、城址全体像や城の入り口(虎口こぐち)の写真がない。これは、南側の駐車場に停めたのがいけなかったようで、北側の駐車場に停めて城内に入るのが本来のルートであったためのようだ。
観光を終えて、近所のAEONで食べ物を仕入れ...
翌日に向けて給油もした...(泣)
ホテルからすぐ下に北陸新幹線としなの鉄道の上田駅が見えた。あまり電車が来ないような... UFOも見えた...
と云うわけで、濃いけれど色々ともったいないことをしたツーリング初日が終わった。主目的の走ることをとても楽しめたので良い一日だった。
ルートはこんな感じ。
走行距離:約400km 燃費:約9.3㎞/㍑
続く...
ᐕ)ノシᵇᵞᵉ ᵇᵞᵉ